安国寺 本尊の木造釈迦如来像は、高さ115pの欅材の寄せ木造りです。胎内の墨書によれば、建長元年 (1254年)に造立されています。 仏像は蓮台に座り、玉眼は白龍水晶入りで、手は与願印を示しています。なだらかなる肩の縁と動きの多い衣紋など、鎌倉初期の典型的な中国の宋様式が見られる仏像です。 仏像写真収集家がよく取材に来られます